白書まとめ2

(第2部 中小企業の経営革新)

<経済構造の変化>
・新産業創造戦略
 ①高付加価値
 ②社会ニーズ(福祉・環境)への対応
 ③地域再生

★取引環境の変化(重要!)
・アジアでの経済成長→半数が影響 
・相手国は7割が中国
・グローバル化の影響 ①取引先の海外移転 ②海外製品との競合

・コスト削減を考えると渡り鳥の様に移転しなければならない(人件費の上昇と共に)
 →市場として考えなければならない

・中小企業の出荷は輸出が国内向けを上回っている
・グローバル化はいっそう加速
・国外を見据えた事業活動が重要
  →生産技術の移転&現地の管理職の育成(文化的ハレーションの回避)
・事例が海外進出の場合、白書内容を記述のこと

・下請関係(親会社との長期継続的関係)メリット:
 (親会社)
 ①コミュニケーションコストが安い=関係特殊的資源
 ②設備/技術の共有化が可能
 (子会社)
 ①仕事量が安定
 ②独自の営業活動(販促)が不要
 ③長期安定取引

・中間組織(下請):長期取引はあるが、資本関係はない
・これまで下請けは簡単に切れなかった=閉じたネットワーク・浮気は許さない
 →下請関係の解消、海外進出&オープンネットワークへ
★「長期継続的取引」は安心材料にならない
★対策:①チャネルの開拓 ②新製品開拓・新規事業


・脱下請が見られる背景:製品アーキテクチャのモジュール化
 →日本:すり合わせ(インテグラル)が得意、競争力あり ex.自動車
 →欧米:組み合わせ(モジュール)が得意 ex.パソコン、金融商品
・エレクトロニクスは脱下請が進んでいる→電子機器業で在庫調整が進む
・標準化している部品はつらい
・成功する企業=自立した企業
 ①自ら商品を企画
 ②自ら商品を販売
・方向性:①低コスト化 ②高付加価値化

・今まで:ニッチ市場を目指す
 今後:ニッチでは商品ライフサイクルが短命化
・製造業のサービス化がすすむ
 →差別化/高付加価値化要素
   ①デザイン
   ②コンセプト
   ③付加サービス  などのソフト要素
・製造業の中間投入比率上昇⇒ソフトな経営資源への投資ウェイトの上昇
 ⇒ABC(Activity Based Costing)会計が叫ばれている
 cf.本年よりABCの専門の教授が出題委員に

・小規模製造業の方向性
 ①研究開発型企業
 ②ファブレス
 ③SPA(製造小売)
・アウトソーシングは精査が必要:社内に残す物と出す物との切り分け

・流通構造の変化 
 ①小売業の大規模化
 ②立地の郊外化
 ③中心市街地の商業集積の衰退
 ④流通段階の簡素化・集約化


<経営革新と経営者の役割>
・中小企業新事業活動促進法の施行
・効果の高い革新内容=ハイリスク・ハイリターン
 =業界の中で先進的な取り組み
 =経営者の独創性を持って始めるもの
 ≠顧客ニーズを元に始めるもの

★①納期の短縮化 ②小ロット化 ③小口販売
  ⇒多頻度小口納品/多頻度小口配送
・中小企業の強み=小回り性、機動性

・経常利益の増加率の高い物
 ①付帯サービスの追加 ②企画・提案営業の付加
 ③消費者への直接販売 ④流通経路の短縮化

・顧客重視型=目的達成率が高い
・独創的アイデア型=成功した時のリターンが高い

・50人を越えたあたりから、権限委譲が必要
 =意思決定の迅速化=市場環境の変化への対応
 ←統制範囲の原則より
・問題点として考えられること
 =経営革新を行う際の阻害要因があること
 ≠経営革新を行っていないことではない
・経営革新を行いやすい企業の特徴
 ①企業の将来的な方向性に踏み込んだ提案がされること
 ②日常業務の改善に関する提案をされること=オペレーションレベルの提案
 ←行っていないなら、行うことで経営革新を推進できる

・社風・企業風土:経営者自身の考え、人柄、普段の行動により形成される
 ⇒従業員側の意見を尊重する、組織の風通しをよくする、改革・変革への意欲を持つ
・従業員の意見を取り入れるため⇒経営者とのコミュニケーションが重要
・従業員と経営者が財務内容を共有する=オープンブック経営
 ex.ブックオフではアルバイトも店舗の経営状況を把握している

・大企業の強み
 ①先進性のある技術の導入 ②企画・提案能力 ③販売の仕組み
・中小企業の強み
 ①顧客対応の速さ(機動性) ②小口受注に対する柔軟性
 ③アフターサービスの充実
⇒今後企画・提案力を強める必要がある

・「ニッチ」を維持することは難しい
 ←長期的に価格を維持することが難しいため
 ⇒(留意点)①市場の成長性を見極める ②自社の存立基盤を見極める


<新製品開発と事業連携>

・知的財産権を取得する割合低い⇒改善要
・研究(基礎・応用・実用)の内、中小企業では「実用」研究が多い
 ←経営資源が不足しているため(資金ショートの可能性)
・独自的/実用的研究を行っている
・ヒット商品を生むため、
 ①開発生産を一体化(開発~生産~マーケティング)
 ②価格訴求はダメ(低価格による差別化は価格の下落が大きい)
・新製品開発を成功するために、
 ①開発型連携 ex.産学官連携
 ②分業型連携 
・大学との連携=新規製品
・販売先との連携=市場ニーズ対応(川下情報の取り込み)
・中核企業の必要性=コーディネート機能・リーダーシップの存在
・連携にはガバナンスが必要←ルールが必要なため
 ←事業構造が機会主義によっているため(簡単にやめてしまう可能性)


<マーケットを見据えた販路開拓>

・顧客確保が下手
・ニーズの掘り起こし⇒顧客識別マーケティングが必要(顧客を選ぶこと)
 ex.RFM/ABC分析
・自社ブランドの必要性
・ブランドの役割=企業と顧客の間の情報の非対称性の解消
          =保障と識別のため(シグナル)
 ⇒強化すべし


<新分野進出>

・変らない=リスク=市場環境の変化に対応できない
・成功の用件
 ①既存の経営資源が活用できる
 ②成長市場、成長が見込める市場
・黒字に時間がかかる場合、
 ①認知されて間もない市場 
 ②既存事業とのシナジーがとれない事業
・新分野進出後、平均5年で黒字化
・販売開始から2年の間に難関あり
・引き際の見極め=年商の5%未満の資金投資(小企業ほど資金投資規模は大きい)
 

(補足)
・LLP制度(有限責任事業組合) 白書p249
 (出資比率とは異なる利益分配/内部自治により、株主総会などの必要がない)
・民法改正 白書p251
・新破産法 白書p252 は1次法務で出題可能性大


以上
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  by jinzabro | 2005-07-07 12:26 | 診断士

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