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プロ野球がNFLに学ぶこと

NFL(アメリカのアメフトリーグ)に赤字チームはないらしい。
レギュラーシーズンで16試合しかしないのに。
聞けば戦力の均質化に力を入れているんやとか。
均衡したチーム同士の迫力ある試合の提供が人気につながり、
テレビ放映権も高くなり、チームの収入も増えるというわけ。




NFLの制度的特徴は次の3つ。
1.共同分配制度:テレビの放映権料や、チケット収入の4割をリーグ全体で
            プールし、各チームに均等配分する制度。各チームの収入の
            平均74%が、共同分配金で成り立つ。どの試合を全国放映
            するかは、コミッショナー権限で決める

2.ドラフトのウエーバー制:前期下位チームから新人選手を優先的に指名できる。

3.サラリーキャップ:選手の給与として利用できる上限を定める制度。
              アメリカのプロバスケットリーグも採用
                         (出典:船井総研 三浦康志氏のメルマガより)

よく考えてるねぇ。
日本の巨人一辺倒とはえらい違いや。
巨人戦の放映権は1試合1億で、パのチームだと1試合1000万やとか。
巨人は放映権だけで年間70億の収入があるんやそうです。

そういう財政上の不均衡が戦力の偏りを生み、プロ野球をつまんなくしてしまったんや。巨人さん、あんたんとこがプロ野球に君臨すんのはもう充分ですわ。ホンマの盟主やったら自分とこだけもうかったらええ、いうスタンスはもうやめなはれ。放映権に手をつけて、4割といわず8割プール&分配しなはれ。それができた時、初めて本当の改革が始まるんや。


ちなみに今日の「週間!木村剛」で木村さんがプロ野球がらみで面白い記事を書いてくれているので、
TBしときます。そちらもあわせてどうぞ。

  by jinzabro | 2004-09-27 20:09

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