地震について思うこと

今日も大きな余震がありました。現地の方の不安はいかばかりのものでしょうか。

地震後、政府や小泉総理の対応、マスコミの取材について非難する旨のコメントが多く見られます。確かに、今日ワゴン車から救出された子供が病院に搬送された時の、マスコミの追っかけ方には目に余るものがありました。しょせんスクープ写真がほしいだけ、そんな輩がいることも事実でしょう。小泉ちゃんが現地に行くのも遅いといえば遅い。でも「行ったその時間」に何をもできなくとも、そのことにどれほどの意味はなくとも、とりあえず行く。行って現場の空気を多少なりとも感じる。このことに意味はある、そう思います。




彼は一国の首相であり、この国の最高責任者です。現場を知らないで今後の現地の復興はありえない。だから現地にいくこと、このことだけで意味はある、そう思います。ただもしできうれば、行って1日2日避難している被災者の方と同じモノを食べ、同じところに寝る、そこまでできることを期待したい。たとえ無理であっても期待したい。責任ある立場の者として。

ただ僕たちは、被災地の状況を他人の出来事と捉えるべきではないと、そうも思います。テレビを見て、「大変ね」「かわいそう」と思うのは止めたほうがいい。これは他人事ではなくて、いつでも誰でも同じような状況に置かれる可能性が充分あります。首都圏で直下型地震が起こったとき、同じように「大変ね」「かわいそう」と思うだけで済む人はどのくらいでしょうか。もしこれが名古屋だったら?福岡だったら?

マスコミの非難、政府の批判、小泉の批判、それもいいでしょうが、僕たちが今できることは何か、の方が重要です。多少なりとも防災の準備をしている人はどのくらいでしょうか。
ラジオが手の届くところにある人は?
街の消火栓の位置を知っている人は?
消火栓が使えない時のために使える井戸があるかどうか、知っている人は?
地域の防災倉庫の場所を知っている人は?
万が一のとき、どこに避難する?
日中に災害が起こったとして、家族とどうやって会う?
携帯は全く役に立たない状況で、連絡をとる方法はないです。
阪神大震災レベルの災害時、火事が起こったとしても、消防も警察も全く来ない、連絡すらつかない、そういう状況が起こりえます。倒壊した家やアパートが目の前にあって、下敷きになっている人がいる。助けを呼ぶ声も聞こえる。しかも火事がいたるところで起こっていながら消防は来ない。そういう状況で僕たちは何をすべきか。考えたことがありますか。

神戸の震災の時、火事による2次災害で亡くなった方が多数いらっしゃいました。
ご存知の通り、古い家屋が多い地区では特に被害がひどかったです。
そんな時、もし皆の手元にバールとノコギリがあれば、助けられた命は多かったと聞きます。

自戒の意味を込めてあえて書きます。今自分に何ができるのか、考えましょう。
新潟の被災者に対しても何ができるのか。ボランティアに行かなくても、できることはあるんじゃないでしょうか。人の批判をする前に、僕たちにもできることはあります。まずはそこからではないでしょうか?


新潟県ホームページ-災害義援金の受け入れ
テレビ朝日ホームページ-ドラえもん募金
All About Japan-地震・災害の備え
[PR]

  by jinzabro | 2004-10-27 23:29 | 時事

<< 早朝ランニング 木村剛氏曰く、「国債買わず、株... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE